オリンピックの一番の見どころは開会式。
今日もFIRST on WEB!ハタ男であります。
みんなガスマスクいかがですか?
ガスマスクは毒ガス以外にも塵や粒子、微生物、
有毒物質などが体内に侵入するのを防ぐための防護マスク。
現在は軍や消防などで使われることが多く
一般ではコレクションとしての役割が強いのでは?
誕生した頃は今のように様々な種類を守るものではなく防塵用だったそうです。
また当時は軍用ではなく民間用品だったんです。
本格的なガスマスクが誕生したのは第一次世界大戦中の1915年頃。
ドイツ軍をはじめ、化学兵器が使用したことにより
その防御手段として軍でも採用が始まり一気に広まったそうです。
M17。1960年代に米軍が採用。
マイナーチェンジを繰り返し約30年間使われた。
M40。M17に変わって採用。
装着時、声が聞こえにくくなるため、ボイスエミッターが備えられてます。
銃をどっちで構えてもいけるように、キャニスターは左右どっちでも取り付け可能。
血液剤やびらん剤、神経ガスなどの化学兵器から守ってくれます。
また、アダブターを使うことでマスクを着けたまま水分補給が可能。
M50。M40に取って代わるマスクとして2009年12月から使われ始めてます。
コンパクトになっていて軽量。
レンズ部分はゴーグルのような1枚レンズで視野も充分確保できます。
ツインフィルターにより呼吸もよりしやすく快適。
フィルターは有効期限が切れると青色に変わるよう設計されていて
一目でわかるようになってます。
機能的には核や化学兵器で汚染された環境でも
24時間連続して使えるようになっているみたいです。
MCU-2/P。M17に変わって採用。1990年代から米海軍や空軍が使用してます。
M50に変わるまでの使用予定だったそうな。
防護フードと併用して使うことが多いです。
他にもこんな写真が
アメリカ海軍が使っているM45
これはギリシャ軍の写真だったような
それ以外にも
やっぱりガスマスクってかっこいいな。
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ガスマスクの元を作ったのはドイツの学者
アレクサンダー・フォン・フンボルト(1769年~1859年)と言われています。
ドイツと言ってもこの時代はドイツ帝国でした。
ドイツ帝国は連邦国家でアメリカの州に似た感じです。
4つの王国、6つの大公国、5つの公国、7つの侯国で構成されていました。
いっぱい国がありますが
「王国」は王(キング)が治めている国
「大公国」は大公(グランド デューク)が治めている国
「公国」は公(デューク)が治めている国です。公と言うより貴族と言った方が分かりやすいですね。
称号は上から皇帝→王→大公→公になります。
じゃあ侯国は?
「侯国」も公(=貴族)が治めている国なんですが
デュークより下の称号「プリンス」が治めている国なんです。
だから日本語で表記するときは「侯国」となるんですね。
日本で当てはめると
歌舞伎界のプリンス「市川海老蔵」よりデューク更家の方が少しランクが上
ってことになりますね。
全部の旗を紹介するとハタ男完全暴走モードになるので
今回は王国の旗のみ見てみましょう。
まずは一番メジャーなプロイセン王国
シンプルながらかっこいい。
描かれている鳥はドイツの国鳥「シュバシコウ」ではなく鷲。
鷲は古くから強さや不死のシンボルとしてヨーロッパでよく使われています。
ドイツでは他に
ドイツ連邦共和国 国章
サッカードイツ代表
(左は男子、右は女子 星の数はW杯優勝回数)
ちなみにプロイセン王国はナチスドイツ時代には州になります。
その時の州旗が
めっちゃ悪そうですね。ふてぶてしいとはこのことだ
2個目はバイエルン王国
あ~なんか思ってたんと違う!優しくて清楚な旗やん。
怖さとか全然ない平和的な旗やん!嫌いじゃないけどね。
ちなみに今のバイエルン州旗は
ちょっとアーティスティック。
学生時代は地味だったけど大人になってあか抜けた人みたい。
ずっと見てるとなんか酔ってきそう。
お次はバイエルン王国のお隣ヴュルテンベルク王国
ん~個人的には黒が入ってると納得。
なんか昔から帝国=怖い=黒色という思考なんで。
ヴュルテンベルク王国の左隣にはバーデン大公国があるんですが、
その2つが合併して今のバーデン=ヴュルテンベルク州になりました。
その旗は
なぜ赤から黄色に変わったんでしょうか...
最後はザクセン王国
バイエルン王国と色違いですね。まぁそんなもんか。
プロイセンがカッコ良すぎただけ。
ちなみに今のザクセン州旗は
まったく変わってないやん!!
いや、緑が濃くなっている。抹茶色だったのが青汁色になってる。
結局はガスマスクと国旗はかっこいいってこと。