FIRST 本店 BLOG

Ураааааааа!!

  • 2013年09月05日
  • | カテゴリ:
Ураааааааа!!

こんばんは。FIRST ON WEB! です。
というアレで。
KSC トカレフ TT33 HW であります。

Ураааааааа!!

実銃のお話

正式名称を「トゥルスキー・トカレヴァ1930/33」Тульский-Токарева 1930/33
(トゥーラ造兵廠・トカレフ 1930年/33年式)と言います。
設計者のフョードル・トカレフから、単に「トカレフ」と呼ばれます。
一部の人には「黒星」の方が通りが良いようですが、コレは中国 NORINCO製 54式、ないしは密造品の類と見られています。

■「トカレフは防弾チョッキを貫く」のか?
実際にNIJ規格タイプIIIA (.357 SIG、.44マグナム対応)以下のボディアーマーでは防護できないそうです。
しかしながら貫徹弾に近い構造の安価な鉄弾芯弾が多かったため、元々ボディアーマーは小口径で高初速な弾に弱い特性があるためで、特別トカレフ弾が強力という話にはならない様です。

メディアで騒がれた当時、日本で拳銃と言えばニューナンブM60、もしくはM1911A1でした。
低圧力の.38スペシャル弾や、運動エネルギーは優れていても貫通力に劣る.45ACPと比べて、貫通力に優れた7.62mmトカレフ弾が結果として「拳銃弾を防ぐ」とされているボディアーマーを貫く事実。
拳銃弾の違いに対する認識の低さなど、様々な要因が重なって殊更大きく騒がれたという経緯があります。

ちなみにこの7.62mmトカレフ弾を使用するSMGがPPSh-41。
どちらも東欧好きにはマストアイテムですな。

Ураааааааа!!

さて、KSC製のトカレフに話を戻しましょう。
グリップには星のマークとCCCPの文字。
キリル文字でСоюз Советских Социалистических Республикの略で、ソビエト社会主義共和国連邦を指します。
幅は約44mm、厚みは約30mmほどでズングリした形状で小柄な人でも手の内にすっぽり収まります。

Ураааааааа!!
Ураааааааа!!

安全装置に類する装備の一切が省略されたフラット過ぎるフェイス。
全体のシルエットはM1911に似ていますが握った感じはかなり違うというか、ぶっちゃけ握りづらい。
銃の全長に対してグリップが短いためにHW素材も相まって、ややフロントヘビーな印象を受けます。

Ураааааааа!!

内部は最新のシステム7エンジンと精密チェンバーによる高い実射性能を誇ります。
またユニークな構造のハンマーなど機関部には、耐久性に優れた焼結パーツを7点も採用。
止めネジを使用しないグリップほか見事にユニット化されたメカニズムを徹底再現しています。

Ураааааааа!!

新旧2種のマグベースが付属。
古風なランヤードリング付きが戦中モデルでヒストリカル向け。
ガス注入穴のある実用型が戦後タイプになります。
別売マガジンは戦後型のフラットなタイプになります。
装弾数は10発。
他メーカーのハイキャパシティなガスハンドガンに慣れた身には、何とも心もとない数字だが、いやコレでこそ同志の銃だとか何とか。
この外観で最新型に引けを取らない性能にギャップ萌え。
ともかくハイテクでエルゴノミクスでポリマーなハンドガンが溢れる昨今、久々に現れた『拳銃』。オススメですぞ!!


KSC トカレフ TT33 HW
First価格:¥17,760-(税込)にて発売中!!




更にこの後(詳細は未定ながらも)マカロフが控えているという。
KSCは何処へ向かおうとしているのか。
何処かは知らんが何処までも付いていきたい気分です。








BLOGトップへ