ARMEDのご紹介です。

ちょーっと話が長くなりますので、お暇な時にでも読んで下さいw
出初めの頃はなんだかんだ言われながらもリコイルショックの楽しさや、
最新のスタイルから次世代電動ガンを愛用している方は多いと思います。
FIRSTでも初めての電動ガンに次世代を選択されるお客様も沢山いらっしゃいます。
そーすると当然故障やメンテの依頼も舞い込むワケでして
色々な症例から次世代電動ガンの弱点の様なモノが判明していきます。
そもそも次世代電動ガンの寿命ってどんなモンなのかと言いますと
FMDのテスト結果、世間一般で言われている数字共に5~6万発となっています。
単純計算で純正の430連マガジンを116~139回撃ちきると壊れる事になります。
この寿命が長いのか短いのかはさておき、従来型の10万発に比べると半分の数字になるんですね。
前と比べて半分って言われちゃうと何だか損した気分になりますね。
ただあれだけ激しくリコイルショックを続けていれば壊れるのも当たり前なのかなーとも思います。
んじゃ耐久性を上げる為に色々ハード系のパーツを組み込むかーとなるワケですが
具体的にどこをどう強化したらエエのよ、という話です。
最も損傷しやすい部品は主にセクターギアとピストンになります。
多い症例としてはギアの回転にピストンの前進スピードが追いついていなかったり、
リコイルショック時のインパクトにセクターギアとピストンの軸間がずれて
どちらかが破損するケースです。
※余談ですが従来型とセクターの位置が逆なのも負荷がかかりやすい配置と言えます。
それらを中心にハード系のパーツで補強する事によって長寿命を狙う算段です。
まずハードピストンに強化ギア、強化ギアに負けないようにメタル軸受けを組み込みます。
通常FIRSTのカスタムでは回転効率やギアノイズの軽減を狙う為に7mmベアリング軸受けを使用しますが、ARMEDでは最も負荷のかかるセクター部に強度を重視してシンタードアロイメタル軸受けを採用しました。
少し軸受けの工程を見てみましょう。
7mmベアリング軸受けの為にメカボックスをギョリギョリ加工します。

7mmの穴を開けます。

リューターで微調整

カッターの背でバリ取り
軸受けがピッタリ収まるよう丁寧に作業します。

メカボが合わさる面のヒケを取ります。

やりすぎてもシムセッティングに支障がでるので軽いタッチで。

カッターでバリ取り
「マルイのパーツなら安心」と言いたいトコロですが
それは海外製も含めた電動ガン全体から見た時の話であり、
カスタム視点から見るとその品質は大量生産品に過ぎません。
FMDスタッフの長年培った厳しい目線で作業が続きます。

用意された軸受け
べベル、スパー部には7mmベアリング軸受け
セクター部にはシンタードアロイメタル軸受けです
夕陽を受けて黄金色に輝いていますw

瞬着で留めて

ギアを入れます
この前後にシムセッティングや動きのチェックが入るのですが
そのあたりの調整法は残念ながら企業秘密!!
といったトコロで今回はここまで。
軸受けに関する工程のみですが参考になれば幸いです。
他に使用するパーツとしてEGスプリングガイドと
Next-J ARMEDなら、ピストンヘッドとスプリングが
Next-F ARMEDなら、更にバレルとセクターカットの工程が入ります。
QUASAR ARMEDなら、QUASAR専用加工の工程を経てリリースされます。
既に上記3モデルをお持ちの方も¥26,800-にて
ARMED加工を受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。
ちなみにARMEDは電装系パーツの強化はしていません。
ARMEDがぶっ壊れるより先にモーターが焼けつくかスイッチアセンが溶ける方が早いでしょう。
こういう事を言うと怒られそうですが故障するかどうかは『使用状況による』場合が多く、
撃ち方や日頃のメンテ(接点周りの清掃など)によって大きく変わってきます。
従来型に比べ、壊れやすい要素の多い次世代電動ガンですが
強化できる部分は確かに存在します。
そしてノーマル5~6万発に対しARMED9~10万発というテスト結果は、
ハード面に関して言うならば約二倍の耐久性を持たせる事が可能な事実を示しています。
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